弥生時代と縄文時代の違いを表でわかりやすく

弥生時代と縄文時代の違いを表でわかりやすく

弥生時代と縄文時代の違いを表でわかりやすく

弥生時代と縄文時代の違いを表にして簡単にまとめました。

 

縄文時代 弥生時代
年代 前12000年頃〜前10世紀頃 前10世紀頃〜前3世紀
食生活 狩猟・採集・漁労が中心 水田稲作が中心
土器

縄文土器の特徴

  • 縄目の文様があり形状が複雑
  • 祭祀目的に使われた

弥生土器の特徴

  • 形状や紋様がシンプル
  • 赤褐色・薄手・硬質
  • 貯蔵や料理など実用的に使われた
道具 木器/石器/骨角器が主流 鉄器/青銅器など金属器が主流
人骨

縄文人

  • 彫り深顔
  • 鼻が大きい
  • 二重
  • 厚い唇
  • 低身長
  • 歯が小さい

弥生人

  • のっぺり顔
  • 鼻は細く低い
  • 一重で厚い
  • 薄い唇
  • 高身長
  • 歯が大きい

 

ここでは単純に二分してしまっていますが、同じ弥生時代といっても日本は広いですので、地域によっては(北海道、沖縄など)弥生文化が浸透しなかったところもあります。

 

また弥生時代になりいきなり弥生文化に切り替わったわけでもなく、例えば弥生前期は木器や石器も普通に使われていました。時代がくだり、じょじょに金属器が優位になり、前時代の遺物となっていきました。

 

まあ細かい変化の過程や特徴の違いは、他の記事で詳しく解説していますので、とりあえずここでは縄文時代、弥生時代の大まかな色の違いを認識してもらえればと思います。

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